グルメ評論家ってお金持ちなの?
こんにちは。
まだまだ寒い日があったりもしますが(こないだ雪も降ったし),とはいえだんだん暖かくなってまいりました。
今日の投稿もリハビリみたいなもので,日頃のふとした疑問です。
ふだん私,外食はほとんどしないのですが,とはいえ美味しそうな料理の話は好きで,魯山人のろくでもない理屈を読んだり,ブリア=サヴァランのろくでもない駄話を眺めたりすることがあります。
世にグルメライターと呼ばれる人もあり,そういった人々のブログなんてのも,ちょいちょい見るのも楽しみです。
さてそんな中で,ある辛口評論家が批判していることなのですが,こういったグルメライターと呼ばれる方々,どんだけお金持ちなんでしょうか。
何しろ毎日のように鮨屋やら料亭やらリストランテやらで食事しているのをアップしているのを見ていると,これ,ほんとに自腹で食べているんだったら,とんでもなくお金持ちだと思わざるをえません。
例えば,関西方面の有名なグルメライターの人の投稿を眺めていると,ある1週間で5回も外食(しかもディナー),そのぞれぞれのお店を食べログで調べてみると,最低でも1万円以上,下手すると25000円コース一本というところもあったりします。もちろん,店名も含めて,料理の写真なども公開している記事であるため,たぶんわざわざ一番安いコースなどは頼まないでしょう。と,すると,夕食だけの出費で,1週間で7~8万円。1カ月で30万前後。
なんぼ食べるのが大好きでも,ここまでできる人っているものなんでしょうか。
文を見る限り,お店の人とも顔見知りだったりすることが多いようで,しっかりとしたサーヴィスを受けているご様子。なんかあるんじゃないの,と思ってしまうのは,下種の勘繰りなのでありましょうか。
もちろん,すべての料理について「新鮮だ」「気分が上がる」「絶妙だ」と絶賛。
・・・・・・。
そんなにヴォキャブラリーも豊富とは思えない。
ま,いいんですけれどね。
試しに,私の昨日の晩飯,この人風に紹介してみましょうか。
・小松菜と油揚げの味噌汁
(写真)
まだ冷える日に,芯から温まる一品。
・揚げ出し豆腐
(写真)
添えられた揚げ茄子に沁みた出汁に舌が奪われる。
・焼魚 鯵
(写真)
火入れが絶妙。
・ご飯
(写真)
すべての料理を受け止める。
何気ない食材を逸品にする,料理人の心意気を感じる一夜であった。
こんな感じの文(文章とは言えない)で,ウニだアワビだステーキだといった美味いものを毎日口にできる世界,私も経験したいものです。
では。