世界史用語
こんにちは。 ・マネ(承前) 前回の続きです。 ②「オランピア」 この作品も,ティツィアーノの作品をお手本にしていることは明らかです。しかし,前回お話したのと同じ理由で,この作品も「おげれつ」とされます。 つまり,女性がミュールをはいていたり,…
こんにちは。 今回は19世紀の美術についてその2ということで,印象派の登場のあたりを綴ってみようと思います。 1.印象派の登場 ・マネ 「印象派」の名前の由来はモネの「印象・日の出」から来ていることは皆さんご存知だと思いますが,モネに先立って,…
こんにちは。 しばらくこのシリーズも間隔が空いてしまいましたが,もうちょっとがんばります。お付き合いいただければ幸いです。 1.ロマン主義 さてそろそろ,時代も19世紀に入ってまいります。ときはフランスで大革命が起こるころ。思想的にはそれまでの…
こんにちは。 さてさてこの続き物,今日も綴っていきたいと思います。 ④新古典主義(あるいは単に古典主義とも) フランス革命の直前くらいから,啓蒙思想の普及も相まって絵画の世界にも理性と調和が再び脚光を浴びるようになり,フランス宮廷の美術の風潮…
こんにちは。 前回に引き続き,ここでは17世紀に隆盛したバロック美術と,18世紀におけるロココ様式について触れてみたいと思います。 ②バロック様式 17世紀に見られた美術のスタイルです。用語集のたぐいを見ると,「『バロック』とは『歪んだ真珠』を意味…
こんにちは。 そんなわけでここでは,近代以降の西洋美術史についての話題を綴っていこうと思います。 まずはルネサンスからです。 1.ルネサンス 14世紀のイタリアから始まった,ルネサンスなるムーヴメント。これ以前,中世という時代はカミサマ中心の価…
こんにちは。 今回は,西洋史の中でも文化史についての話題について綴ってみようと思います。といっても,所詮シロート談義です。期待しないでください。 それにしても,文化史って,わざわざ勉強しようとするにも厄介ですよね。にもかかわらず,ある程度の…
こんにちは。 今回はいよいよ,「僭主」という言葉そのものとペイシストラトスの政治について綴ってみたいと思います。 2.「僭主」とは。 『用語集』などを見ると,「僭主」について 非合法な支配者。前7世紀以来,貧富の差の拡大に不満を持つ民衆の支持を…
こんにちは。 今回は小難しい世界史用語の一つとして,「僭主」という言葉を取り上げてみたいと思います。 1.ペイシストラトスまで 多分この用語は,古代ギリシア,アテネの民主政に向けてのプロセスに関する話の中で,「ペイシストラトスって何者?」とい…
こんにちは。 この時期,いろんな学校で入試なるものが行われているようですね。私の親戚の子どもも,それぞれ中学受験だの高校受験だのしているようです。まだまだ頑張っている受験生は,最後までしっかり力を出していってもらいたいと思います。がんばって…